もう一つの女城主のまち−岩村
先日、以前から行きたいと思っていた岩村城に行くことができました。
岩村城は日本三大山城の一つ。
もう一つの女城主のまち、城として最近歴史秘話ヒストリアにもとうじょうしたとのこと。
平日であったので、静かで、城下を歩いていてものんびりできました。
しかし、私にとっては佐藤一斎のまち。
以前、伝記作家の小島直記さんの作品をいくつか読んだときに、佐藤一斎の言志四録にふれているところがあって、その中の「堤一燈行暗夜勿憂暗夜只頼一燈」という言葉がいいなあ、と思って、なにかあるとこの言葉を思い出すことがしばしば。
あるお宅の前にこの言葉を記した石碑があって、写真を撮らせていただきました。
お宅の方の目に入ったようで、「写真撮ってくれたから」といって町中にある石碑のパンフレットを下さいました。
言志四録、改めて読んでみようかと思います。
岩村城もそんなに苦もなく登れて、崩れかかった石垣はとても心配ですが、いいお城でした。
まちの雰囲気もよくて、また行きたいところです。