報告書と地図と・・・

 出勤したら、机の上に書籍小包が置かれていた。知り合い等のいない、ある市から送られてきており、何だろうと思って中をみると、報告書だった。それも、前から欲しかったものだ。
 以前、資料紹介のようなものを書いた資料の類例がその遺跡から出土していて、拙文を見ていただいたようで、それで送って下さったよう。本当にありがたいことだ。これが「研究者」冥利というものなのだろう。

 今日は、前から課題としていた職場のGISソフトにスキャンした遺構平面図を表示させることに取り組みました。webなどでワールドファイルの作り方を調べたり、担当の会社のSEの人にメールで問い合わせたり、マニュアルをみたりしながら、ファイルを作って、旧座標を新座標に換算して、座標系を定義して、といろいろ試行錯誤を繰り返してなんとか表示させることには成功。

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 でも、2値化のさせ方とか、歪んだ場合の画像の補整をさせないといけなくなったときにどうするかとか、まだまだ課題も多い。でもまあ、これまで蓄積してきた資料を活かす一つの方法を取得できたかなあという気もする。