八ヶ岳南麓の縄文遺跡
山梨へ行くのに中央自動車道を使ったので、先生の関わった縄文遺跡を見るいい機会だと思って、行く途中に立ち寄ってみました。
一つは原村の阿久遺跡。
環状集石群でよく知られた遺跡。この辺りの中心的な遺跡でもあります。
高速道路の建設の事前調査で見つかり、関係者のご努力で保存されています。
現在の遺跡の様子。
出土遺物は同村にある八ヶ岳美術館に展示されているので、そちらも見学。
そして、尖石遺跡とその横にある与助尾根遺跡。
与助尾根遺跡
全てはここから始まったと言っても過言ではない与助尾根遺跡。
感慨深いものがありました。
しっかし、この辺りの縄文時代中期の人々の精神というか、あの土器や土偶を作りだした「力」って凄いなあと改めて思いました。
あと、山梨の釈迦堂遺跡博物館も見学。
今回は縄文の回という感じでした。
奥秩父・金峰山
山梨へ行く機会があったので、どこか山に登ってみたいと思い、地図を眺めました。
最初は瑞牆山にしようと思ったのですが、奥秩父方面は初めてでしたし、ネットで調べていたら、金峰山は途中の峠まで地元の交通会社の乗り合いタクシーがあるようだったので、名前も魅力的なので、金峰山に行くことにしました。
そこから地元の栄和交通のバスとジャンボタクシーに乗ること1時間20分ほど。
標高2350m位の地点、大弛峠まで連れて行ってもらえました。
大弛峠
ここから地図では金峰山まで2時間30分ほど。
結構アップダウンがあるようで、登って行くというかんじではないので、戻りも昇る箇所が多いと少し気が重くもありました。
歩き始めて30分ほどで朝日峠。ケルンがありましたね。
そこからまた30分ほどで朝日岳。
朝日岳から五丈岩を眺める
少し天気が悪く、雨もパラツキましたが、10分もしたら止んでくれて、途中から富士山も顔をのぞかせてくれました。
そこから上り下りを繰り返し、岩場も超えると、山頂。
五丈岩は大迫力でしたし、富士山も山頂が見えて、嬉しかったです。
五丈岩
金峰山からの富士山
乗り合いタクシーの運転手さんが言うには、五丈岩はご神体なので登っては行けないとのこと。結構途中まで行ってる人がいましたが、登りたくなる気持ちもわからなくはないなあという岩ですね。奇岩といっていい岩だと思いました。
山頂で約2600弱。秩父の山は初めてでしたが、いい山行でした。
南山城てくてく
春日さんの燈籠
今日は春日大社で開催された燈籠に関する講演会に参加。
講演者は今井禰宜さん。
春日社には石燈籠、吊燈籠合わせて約3000基あるとのこと。
亡き米朝師匠も「鹿政談」の中で一日で燈籠の数を数えたら長者になれるとか、奈良の名物として大仏さんや鹿の糞に「春日燈籠、朝の早起き」という昔の言葉があるというようなことをマクラで振っておられました。
講演の後は現地へ行って燈籠の見学。
いろんな燈籠があるんだなあと改めて勉強になりました。
参加者も多く、見学は4つの班に別れ、私の班の説明はブラタモリにもご出演の秋田さん。やはり能や雅楽の楽器に関する燈籠の説明には力が入っていたように思います。
説明中の秋田さん。
奈良の墨で有名な古梅園さんの燈籠と鹿
垂木等精巧な作りの西屋燈籠
燈籠に関する話題は尽きることなく、3回に分けての講座。
今後も楽しみです。