やっぱりヨコが気になる−『進化思考の世界』三中信宏

 此処しばらくは三中先生の『系統樹』と『進化』のものの見方とのお付き合い。

 今年も某大学へ授業をしに行く機会をいただき、そのお勉強も兼ねて。

 

 歴史の年表を見慣れてるせいか、系統樹をみてもヨコの関係が気になってしまうなあ。

 特に、土器はセット関係(様式といってよいかな)で見ることが多いので、「種」は型式に例えられることが多い(と思う)のですが、同時期にどの種がセットになっていたのか、という目で見たくなります。

 まあ、生物の変化の時間と土器の変化の時間では比較にならないくらいの差があるのでしょうし、そのことを意識した系統樹を作られている方もおられると思いますし。

 枝が「分かれる」ってことは、何かが違って分けられて(分類されて)いるのではないのかと・・・。ベン図と系統樹、包含関係とか、だんだん難しく感じてきました。

 うーん勉強不足を痛感。2歩進んで4歩下がるみたいな読み進み方。これでは進まないけど。

 分岐図と系統図が違うことも改めて知ったり、といか今頃気づいたり・・・。

 やっぱり学問のルーツは大事だよなと改めて思う。確か、談志師匠も同じようなことをテレビで言われていたのを聞いたことがあります。

 

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 先日、兵庫県美で見たガウディ・井上展で展示されていて、ポストカードにもなっていたガウディ家系図。やっぱヨコがわかんない、年代書いてるから比べればいいのだけれど。