そして常念岳へ
上高地を発ち、明神を超えて徳沢へ。ここから長塀尾根の長い道のり。
1時間ほどあるくと雪道になりました。アイゼンが必要というほどではなかったですが、あったほうがそれは安全だったと思います。着けてる人もおられましたし。
20数名の団体さんとか、2,3人のグループ、個人で登っておられる方々、結構な人たちに会いました。ほとんど抜かれましたけど。まあ、スピードを競うものではないですから。
1時間ごとくらいに休憩。
長塀尾根はほとんど眺望がきかない樹林帯の登山道なので、なかなか厳しい。
長塀山を超えると、若干緩やかに。
そうこうしているうちに蝶ヶ岳山頂へ。約5時間ほどの行程でした。
登ってしばらくしたら天候が下り坂に。ほとんど周囲の山はみえなかったですね。
この日は蝶ヶ岳ヒュッテに泊まりました。140〜150名ほどの方が宿泊されているとのことで、ほとんど満員といった状況だったようです。
晩ゴハンのメインはトンカツでした。ご飯、味噌汁はおかわりをさせていただき、美味しくいただきました。
翌朝は天気もそこそこ。
常念岳がきれいでした。
常念岳はいつぞや師匠とこのシーズンに登った山。あの時は前常念あたりで吹雪いてきて、仕方なくテントはって、次の日も一日吹雪いてテントの中で過ごした。暇だったなあ。寝てるしかないし。今となっては懐かしい思い出だ。
穂高は見えてたけど、上のほうが雲で隠れてました。
降りてからニュースを聞いてびっくり。
まさか舐めてたわけではないのだろうけど、山の怖さも痛感。
いろいろ考えさせられたGWの山行きでした。