陶器神社と上方落語発祥の地碑
先日大阪は本町へ行った際、用件まで時間があったので、前からあることは知っていて気になっていた陶器神社へ寄って来ました。
瀬戸物町筋の東側にあり、瀬戸物町は落語の「つぼ算」の舞台の町です。
陶器人者は坐摩神社の境内にあり、陶器を焼くのにつきものである火の神様をお祭りしているようで、防火にちなむ石碑なども多かったです。社殿には信楽焼の灯籠も建てられています。本殿は九谷や伊万里、瀬戸などの焼物で飾られているようで、写真ではみたことがあるのですが、実際には見ることができませんでした。
モノの本によると、瀬戸物町には一時は二百数十軒の問屋、小売屋があったそうですが、今はかなり減っているようです。
坐摩神社の境内に上方落語発祥の地の石碑が建てられていました。
落語に縁の深い高津神社にありそうな碑と思ったのですが、読んでみると、初代桂文治がこの神社で開いた咄の会が上方落語の寄席興行の始まりだとか。それが今の天満天神繁昌亭に繋がっているのですね。
桂文治は今は東京の名前になっていますが、三代目以降が江戸に移ったとのこと。
偶然このような石碑をみつけることができ、うれしかったです。