湧いた水は・・・

 空撮も終わり、柱穴の断ち割りを始めました。

 奈良時代の遺構は縄文土器が出土する流路の上にある。柱穴を断ち割ると下からがんがん水が湧いてきて、ポンプを入れて置かないと掘れないような状況。今と当時が同じ状況だったかどうかはわからないけど、奈良時代の人はあのような湧水にどうやって対処していたのだろう。礎盤などを置いた痕跡もみられないし、よくこんな場所に建物を建てたなあと思いました。