立川談春独演会inサンケイホールブリーゼ

　昨夜は大阪サンケイホールブリーゼで行われた立川談春独演会に行ってきました。
　初談春です。

　どんな形でやるのかなあ、と思っていたら、前座さんとかはなく一人で２席でした。昨年フェスで開かれた独演会が大成功したといわれていることや米朝一門の「聖地」サンケイホールということもあったのか、最初は少し緊張があるのかなあという感じもしましたが。

　一席目は「おしくら」。十五分の休憩の後、
　二席目は出囃子が「正札付」で登場。
　へえっ、て思っていたら、マクラも短く噺に入る。
　「紺屋高尾」だった。
　六代目圓生の圓生の出囃子をつかったのはそういう意味もあったのかという演出。１時間を超える熱演。上方ではあまり聞けない職人の人情話で、とてもよかった。

今年は志の輔、談春と聴いた。今回の談春の「紺屋高尾」、先日の文楽劇場での志の輔の「柳田格之進」。いいのを聴いたなあという気持ちになりました。談志師はいい弟子を育ててはるなあと改めて思いました。

　昨晩の番組

　
終演後、著書「赤めだか」購入者に署名する談春師