弥山から八経ケ岳へ、行者還トンネル西口から。
奈良県最高峰、というか近畿最高峰の八経ヶ岳は標高1914.9m。
最短で登りたかったので、天川村の行者還トンネル西口からのコースをとりました。
行者還トンネル西口には以前はクルマが10数台停められたのですが、有料の駐車場ができていたのにはちょっとびっくりしましたが。聞けば、今年の7月15日からだとか。
駐車場の向かいの登山道からスタート。出発は7:50。
沢沿いをしばらく歩いて橋を渡ると、階段があって登りが始まりました。なかなかの急登。お盆休みということもあってか結構な人の数でした。
急登を登りつめると、山上ヶ岳からの奥駈道との出合。出合に着いたのが8:40。約50分の行程。天気も良過ぎで、汗かきまくりでした。ほぼコースタイムどおり。ここで少々休憩をとりました。
8:45奥駈道出合発。
ここから先、聖宝宿までは若干のアップダウンがあっての稜線コース。聖宝宿着は9:25。
途中、弁天の森などもあります。
聖宝宿には聖宝理源大師の像があって、この像にさわると雨が降るとか。もちろん触らずに拝ませて頂きました。
9:40聖宝宿発。ここからは聖宝八丁といわれる急な登りになります。ところどころに階段が整備されているのですが、足幅のこともあって、私は苦手です。ここを40分登ったら、弥山小屋に到着。10:20。
小屋前から少し登ると天川弁財天奥宮があります。修験道が廃止される前は聖護院などの建物がいっぱい建てられていたそうですが、いまはこの社と役行者を祀ったお堂のみ。
弥山からみた八経ヶ岳
しばらく休憩の後、八経ヶ岳をめざしてスタート。一度、古今宿へ跡下りそこから再び登りになります。季節がいいと、7月頃でしょうか、オオヤマレンゲがきれいだそうです。鹿が食い荒らすらしく、自生地はネットや扉で保護されています。ほどなく山頂。
八経ヶ岳山頂からみる弥山小屋、山上ヶ岳、大普賢岳などの峰々。
雄大な景色を堪能しました。