志らく・喬太郎二人会
土曜日に西宮にある兵庫県芸術文化ホールで行われた立川志らく・柳家喬太郎二人会を聴いてきました。
前座は志らく師のお弟子さんのらく人さん。
出し物は「転失気」。
前座さんの噺はこっちが緊張してしまうような感じのことがままあります。
しかし、らく人さんは落ち着いた口調で、アドリブなんかも入って、けっこう慣れているのかな、と思いました。 でも、入門は2011年とのことで、まだ2年ほど。
これから楽しみにしておきます。
志らく師は、この後東京へ戻らないといけないとのことでしたが、まくらで故談志師匠と故圓楽師匠の噺で笑わせたああと、両師匠も得意にしていたという「紺屋高尾」。
時間の制約なのか、師のやり方なのか、談春師の「高尾」とは違うところが、当たり前の事ではあるのでしょうが、けっこうありましたね。面白かったです。
喬太郎師は、関西に関わるまくらをふった後、軽く「午後の保健室」で大爆笑。
その後にもう一席、「井戸の茶碗」。
歌ってくれるかな、と一瞬期待しましたけど、さすがになかったです。
米朝師匠へのオマージュとなのか、「はてな?」なんという台詞もあったり。
わかっていても笑ってしまうというのは、何なんですかねえ。こちらが自由自在に扱われている、っていう感じを強く受けました。
大満足の二人会でした。