立川談春独演会−兵庫県立芸術文化ホール
昨日は兵庫県立芸術文化ホールで行われた立川談春独演会に行ってきました。
開口一番は弟子の春松さんの「一目上がり」。すこし緊張されていた様な感じを受けました。
その後、出囃子の鞍馬にのって談春師が登壇。
最前列の席が取れたのはチケットを見てわかっていたのですが、まさかほぼ中央に座れるとは会場につくまでわからなかったので、ちょっとびっくりするとともに緊張しました。
しかし、口座も高かったですね。でも、あれくらいでないと2階席からはみえないのかな。
まくらで前座さんのネタや出来映えについてふれておられました。
すこし気になるところがあったのでしょうか。
一席目は「金の大黒」。
この噺は今年の3月31日(土)に大阪の森ノ宮ピロティホールでの独演会でも聴きました。熊さんのくだりはいつ聴いても笑えます。長屋の人が大家さんのところへ行くシーンが前とは少し異なっていたかもしれませんが、記憶違いかもしれないですね。
中入り後は「ねずみ穴」。
師匠談志師の十八番のネタ。
このネタは昨年12月10日(土)のおなじくピロティホールでの独演会で聴いたことがありました。
初めて聴いた時はどこまで落ちていくのか、とかなり不安になりましたが、ああいうサゲとは思いもよらなかったもので。最後に「師匠にここまで似てくるとは」というようなことを仰ってましたが、そういうものなんでしょうね。
楽しいひとときを過ごしました。