春日社の旬祭

 今日は21日。
 春日さんで行われる旬祭に一般人も参列できる日なので、今年の一回目で、お正月ということもあり、花山院宮司の講話もあるということもあり、参列させていただきました。
 節分の万灯籠が近いということもあり、参道では準備もすすんでいる様子がうかがえました。

 

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 朝9時一寸前に社に着きましたが、朝早いし、小雨模様ということもあってか、参拝の方もまだ少なく、それはそれでいい雰囲気でした。

 

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 受付の感謝・共生の館へ行くと、部屋がいっぱいになるくらい参列者がおられました。ちょっとびっくり。
 旬祭は1時間ちょっと。
 最前列に座ることとなり、興味津々で拝見させていただきました。
 祝詞では東日本大震災や吉野・熊野の災害からの復興もお祈り。本当に一日も早くと思わずにはいられないですね。

 旬祭の終了後は再び感謝・共生の館へもどり、花山院宮司の講話。
 春日のお正月について、今のお祭りや江戸時代のお祭りのお話を伺いました。
 お正月の1〜3日、7日に本殿で灯されるという瑠璃灯籠。古いものは傷むといけないということで近年代わりのものを作られたそうですが、それを特別に拝見することもできました。元のものは名の通り瑠璃だそうですが、今のは正絹だそうです。
部屋を暗くし、灯りを灯すこともしてくださいました。

 

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 春日の瑠璃灯籠。

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 講話が終了すると、直会。
 お正月ということで、七草粥でした。 

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 奈良と春日の関係に思いをはせざるを得ないといった感じの時間を過ごしました。今やっていることもきちんとその辺の事を踏まえて形にしていきたいと思っていますが・・・。