後輩来たりて−平城遷都祭
昨日から中国地方に住まいする後輩夫婦が来寧。
昨晩はお二人が好きな彩華へ。
天理の屋台でないと気がすまないそうです。
今日は平城遷都1300年祭へ。
立派な遣唐使船。こんなとこで漕いだら落ちた人いるだろうなあ、と思ってしまいました。
歴史館のVRはよくできてるように思いましたが。
展示はもうちょっと工夫できなかったかな、という感じ。
威風堂々って雰囲気の大極殿。
東区の大極殿跡。ここからの眺めがよかったです。
大極殿の上での来場者の会話。
A「ここに大極殿があったんやねえ。」
B「遺構を保護するために向こうに復元したんやね。」
A「そら、遺跡のうえには建てられないやろ。」
これを勉強不足とは言えないようにも思いました。わかってもらえる工夫なり説明が足りないのではないかというのがこの会話を聞いた時の素直な感想。
平城宮が会場ではあるけれど、平城京や平城宮に関する理解を深めてもらえるような内容がもう少しあってよいように思いました。そういうのは、平城宮の資料館で、ということかもしれませんが、せっかく会場として使っているのだから、そこは大事なことではないかなあと思うのですが。
今日のような暑い日にも関わらず、けっこうな人出だったように思います。
奈良にも観光客が多く訪れ、人を集めるという点ではある程度成功しているのかもしれませんが、1300年ということからみれば、その辺りはどうなのかなあ。
わさびの葉を使ったお寿司。
後輩が興味深い(?)話をしていました。
家の近所に古墳があって、季節によってワラビや蕗などが生え、採りに行くこともあるらしいのですが、中央の部分は根がはる植物がなく、その範囲が四角くみえるとのこと。そこに主体部があり、根が生えないところから見ると、石室ではないですかねえ、という。
そんな見方があるのかとビックリ。探査とかしてみたら、面白いかも、と思ってしまいました。