春日さんのお祭り−申祭
今日三月十四日は春日大社の春日祭、申祭の日です。
今回はご縁があって、拝見させていただく機会を得ました。
いつ雨が降り始めてもおかしくないような空模様で、冬に戻ったような底冷えを感じる日でした。
早朝の人の少ない神社は雰囲気があっていいですね。
この盛り上げた砂の上を勅使の方が歩かれます。
祭は9時から。
勅使を祓戸神社でお迎えさせていただいたり、和舞を見せていただいたりと貴重な体験をさせていただきました。
約3時間半の祭儀。寒い中、ほとんど立ちっぱなしでご奉仕された神職の方をみていると、これが神様にお仕えするっていうことなのかなあと思いました。
今回の春日祭といい、昨年末のおん祭りといい、千年続いてきた、そしてこれからも続いていくという歴史の重みを感じざるを得ない、という気持ちになりました。
これが奈良の歴史なんだろうなあ。