『分類思考の世界』again。
雨だ。台風だ。
現場のプレハブで過ごす。
天気には困るけど、本が読める時間をもてるのはありがたい。
三中先生の『分類思考の世界』を読み直す。
「”分類”が何の役に立つのか説明してよ」のところに至るまでに僕なりの回答は出ていた。
「生きるため」。
遠い祖先は、この生物は食えるのか、この石や木は道具を作るのに使えるのか、あの鳥が飛んできたら冬だ、この場所で暮らすことができるのか等々を「認識」し、「選択」するために「分類」したのではないのでしょうか。
読みすすんでいくうちに、それが、「進化」していくことで、「形而上学」的に「分類」を考えるようになってきたというように思いました。
それにしても、読むのに「力」がいる本でした。本に試されてるというか、これまで学んできたこと、これから進むべき方向を問われているような気がしました。
これでまた、「系統樹」のほうも読み直さないといけないような・・・。