分類思考の世界

 新聞の新刊案内のところで三中信宏著『分類思考の世界』が発売されていることを知り、早速本屋へ出かけて購入しました。

 いきなりマーラーの言葉。

 

 タテ思考とヨコ思考。大学時代、アメリカで考古学を学んだ先生から「考古学は分類と編年!」と言われたことを思い出しましたが、読み進むうちに先生が言っていたことが今になって、ああ、そういうことだったのかと改めて思いしらされたように思いました。確かにアメリカで学んだ先生が「分類と編年」と言っていたことは興味深いことだったなあと考え直しました。

 クローチェが出てきた。

 確か「歴史はすべて現代史である」というようなことを言った人だ。生物分類にも言及していたのか。

 ウンベルト・エーコ

 先日読んだ『ブラック・スワン』に出てきた人だ。

 

 名が付けば・・・。

 ある意味仏像なんかも姿にすれば、人が安心した結果なのかもしれないなあと思う。

 分類かあ。

 漏れなくダブりなく・・・。この間職場の研修で習った「MECE」を思い出したけど、難しいなあ。

 とっても面白く読めて(理解するのは難しいけど)、かなり読み急ぎすぎてしまった感が強い。読み直そうっと。

 いい本をありがとうございます。

分類思考の世界 (講談社現代新書 2014)分類思考の世界 (講談社現代新書 2014)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2009-09-17