祖母と母
昨日は祖母が静岡県のとある市へ引っ越すことになり、運転手をしてきました。天気も好く、高速からは富士山が綺麗にみえました。
これまでは月に何度か母が祖母の元に通い、面倒をみてきたのですが、様々な事情から叔父のもとで暮らすこととなり、引っ越すことになりました。
行きの車中では2人は楽しげに話をしたりしていたのですが、向こうに着き、荷物を下ろし、いざ帰る段になると、手を振る祖母の顔を母はうつむいたまま見ていなかった、見られなかったようでした。
帰りの車中、母は、事情があるとはいえ、齢90を超える祖母を自分は見捨ててしまった、というような意味の言葉を口にしました。私は何も言えませんでした。
これでよかったんだとも思うし、また、思えないこともあるし、なかなか「正解」が出せないことがあるんだと改めて強く感じました。
いろいろ考えさせられた1日でした。