奈良にも波及?

 今日の奈良新聞に「五條市文化博物館が4月から休館」という記事が載っていました。
 市の財政健全化の一環だそうですが、2年間の予定で休館するとのこと。
 年間維持費に約7千万かかるらしいですが、休館しても人件費や資料保管にかかる費用等で赤字減額は3千万円の見込みだそうです。
 2年後に指定管理者制度の導入も含めて、新たな運営方法を模索するそうですが、記事から見る限り、休館の主原因は入館者の減少のように読めます。

 幸か不幸か、私どものところは博物館にあたる施設は有していませんが、今後は費用対効果の面が重視されてきそうですし、生産性の面からみると、こういう文化的な事業はすぐ見直しの対象とされるように思うので、理論武装を含め、対策を考えないといけないなあと思いました。