昼飯の注文で自分の小ささを知る

 朝、現場に着く。

 まず考える事は、やっぱり、今日の昼は何を食べようか、ということ。だってそうなんだから仕方がない。
 現場の昼は、同僚達と餃子で有名な某中華料理のチェーン店と決まっている。ここの現場の決まり事のようだ。1月から加わった私に文句の言えようはずもない。
 でも、なるべく脂っこいものを避けようとは思っており、今日は野菜炒めとライスにしようと決めていた。そのはずだった・・・。

 しかし、店に入り、席に着くと、同僚Mは「チャンポンの大」、若いO君は「皿うどんの大」を頼んでいた。おいおい、そんなに食うのかよ。周囲がこうなってしまうと、早く注文しないと、と気分があせり、何故か口から「キムチ炒飯の大」という言葉がでてしまった。本当に何故だか自分でもよく分からない・・・。

 周りに流される自分の弱さをこういうところでも再確認してしまった今日の昼でした。