真似っこ

 昨日読んだ、いつもお世話になっている平城山の学兄のblogが面白かった。今回はそれを真似て書いてみようと思う。自分が一日何してたかを振り返ることもできそうだし。

 何というオリジナリティのなさ。よくいわれることだけど。でも、何かの本で読んだことがある。「すべてはマネることからはじまる」。

 今日の出来事。

 8時半朝礼。さあ、仕事しましょう。

 昨日一応、案がまとまったパンフの印刷の起案をあげる。といっても、係長が踏査で外出。机の上に置いておく。帰ってきたら、見てくださいね。

 一昨日から職場体験に来ている中学生の仕事の段取りをつけに2階の整理室へ。今日のプログラムは午前中は瓦の拓本。補助員さんに瓦用意してもらって、道具を揃える。さあ、いつでもいらっしゃい、って感じ。8:45くらいに来たので、着替えてもらって、作業の説明。見本をみせて、実際にやってもらう。とここまでやって、あとは補助員さんに任せる。

 降りてきたら、昨日あげた起案が戻ってきてたので、決裁もらいに本庁へ。

 補佐、主幹、課長、次長、部長、教育長の順に回る。みんなに同じ説明して、部長、教育長にいわれることは毎回同じ。 「ええなあ、君らは。好きなことやって給料もらえて。」

 答えも毎回同じ。「ええ、そうですねえ。」そうでもないんですけどね、実際。

 本庁まで行くと、「何個ハンコいるねん」って毎回思う。センターで所長の決裁もらうまでに、多いときで8つか。教育長までいくと、14にもなるのか。改めてこの面倒くさいことに気づく。それでも今日は一気に行けたからまだいいほう。部長、教育長は不在のことが多いし。出直すこともしばしば。これも出先の宿命。

 広報へ届ける書類やデータをもって、広報広聴課へ。「これ、お願いします。」で一件落着。

 帰って来たら、さる大学の先生からの写真の借用の書類が机の上に。はい、はいやらせていただきます。で、起案するも、写真が載っている本を間違えてることに気づく。まあ、今回はこっちで直させていただきましょう、とホワイトで修正してさしあげる。

 中学生、きちんとやってるかなあ、と様子伺いに。と、電話で呼び出しあり。庶務へ行って、印刷の件で相談。そしたら、補佐から声をかけられ、「備品を購入するから、希望の品のリストを早急に出して」とのこと。わかりましたと、カタログとにらめっこ。金とか計算してたら、またもや補佐から呼ばれて行ったら、庁内メールのやり方がわからんから教えて、との仰せ。今年になってシステムかわったしなあ。でも、僕に聞くくらいだからこの職場のレベルが知れようというもの。

 まだ、10時になってない。いろいろやってるなあ、僕。

 担当者に頼んでいたリーフレットの原稿が上がって来たので、慣れないIndesignに流し込む。クオークならもう少し早くできるんだけどなあ。図面や写真をスキャン。フォントが、違うんだなあ、また。opentypeになってから少しはラクになったけど。小一時間で仕上げてプリントアウト。担当者に返す。

 中学生の先生が様子を見に来られたので、案内。

 業者さんが来て、見積もりの相談。

 某博物館の高名な方から遺物借用の件で電話があり、「月末に行くから、用意しといてね」だって。わかりました、お待ちいたしております。

 この辺で昼だったかな。昼はいつものごとく、「SOYJOY」2個。

 昼からは中学生を現場体験に連れて行くので、ガリやゴム長を用意。クルマで現場へ。一通り説明して、ガリはこうやって使うんですよ、こうやって土をケズると色が違って見えるでしょ、などと実技。反応が薄い。わかってくれてるのかな?。偶然にも銅銭が出土。「君はとってもラッキーだ」。

 うーん、平城山の学兄のようにはいかない。なんか、生産的なことしてるようにも思えなくなってきた・・・。

 現場で1時間半ほど過ごす。これだけの時間で現場の何がわかってもらえたのか、心もとないけど。

 センターに戻って、道具片付けてっと。その間に学生クンにレポート書いてもらう。「事業所の方から一言」って欄にコメント書いて、判つく。3日間おつかれさまでした。気をつけて帰ってくださいね、とお見送り。

 ああ、来週また職場体験あるんだったなあ。プログラム考えないと・・・。今年で7校目か。けっこうやってるな。今回は1人だったけど、多いときは5人来たもんなあ、とか思ってると、係長が帰ってきて、起案した書類について説明せよとのこと。ここはこうなんです、そこはこうしますとかいって、なんとか了承してもらい、ハンコ押してもらった。次へ回す。

 ようやく4時かあ。お茶でも飲もか、と思ったら、本庁からtel。来年の予算案についての質問。書類を探して、説明。電話では何なんで、FAXします、で終わらせる。

 概報の編集担当から呼ぶ声が。「用語とか統一したいから、このあたりとか直して」と原稿返される。イエッサー、来週やります。

 

 もうすぐ5時15分だ。なんだかんだ結構やってるなあ、と自画自賛の僕。でも、ぼやいてるだけかも。終礼。

 

 ここからが、自分の仕事の時間。さあ、土器図版のレイアウト考えようっと。