偶然それとも・・・

最近、

(1)茂木健一郎著『ひらめき脳』(新潮新書・2006)

(2)毎日新聞科学環境部『理系白書』(講談社文庫・2006)

(3)外山滋比古『思考の整理学』(ちくま文庫・1986)

を以上の順番で読みました。いずれも、書評などで話題になった(なっている)本のようですね。たまたま本屋でなんかないかなと本棚を眺めていて、みつけて買った本でしたが。

 これら3冊の本の中に、偶然か「セレンディピティ」という言葉がでてきていました。

 言葉の意味としては、(3)によると、「思いもかけない偶然から、まったく別の新しい発見が導かれること」のようです。別に何かをねらってこれらの本を読んでいたわけではないんですけど、3冊に同じ言葉がでてくるっておもしろいなあ、と思わずにはいられませんでした。

 ただ、(3)の本は、別の本を探していた時に、おもしろそうな本だな、と思ってたまたま買ったもので、読んでみると面白く、これも一種の「セレンディピティ」なのかなって思ってしまいました。

 知り合いの人が「一生に飲める酒の量はたかだかしれているんだから、せっかく飲むんなら美味しいのを飲まないと」っていってはったのを思い出しましたけど、本も読める量はしれてると思うので、いい本に巡り会えればな

あ、と思った今日この頃です。