桂文太師匠

 大阪へ出かけた。

 上本町でお昼。お蕎麦を食べる。百貨店の中の食堂街にあるチェーン店の蕎麦屋だけにあんまり期待してなかったけど。一応、食前にソバ茶、食後にソバ湯がでた。ソバ湯はぬるかった。作り置きしてあるんかな。胡麻をすって、そこに蕎麦つゆを注ぐかたち。つゆはそんなに濃くない。頼むのは冬でもザル。そいうえば、僕の仕事もザルが多い。お後がよろしいようで。

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 今日の目的は、高津宮で開かれる「文太の会in高津の富亭」。行くまで知らなかったけど、高津宮には五代目文枝師匠の記念碑があった。石碑の文字は三代目春団治師匠の手になるものらしい。

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 主役の桂文太師匠は僕のお気に入りのお師匠さんだ。米朝春団治師匠や三枝や文珍鶴瓶といった上方落語の師匠連は知ってる人も多いだろうけど、文太さんはどうかな?。繁盛亭ではトリをとってはるようだけど。以前、日本橋でやってた「あいうえお落語の会」というので初めて知ったお師匠さん。江戸落語の改作(本人は「贋作」と名付けておられるが)がおもしろい。

 今日も「そばの羽織」を「そばのご隠居」と題と内容を上方風に変えてやらはった。プログラムには「ぞろぞろ」もあったけど、気分なのか、「ぞろぞろ」は今日はやめるといって、「軒付け」をしはった。もう一席は「坊主の遊び」の三席。久々に聴けて、楽しかった。やっぱりナマはいいなあ。また行こう。

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