意外なところで−篠山市福住
先日、連休ということもあり、篠山に行った。
行ってみたい蕎麦屋や伝建地区があり、篠山城の大書院もできてから行ったことがなかったのし、春日神社の能舞台も見てみたかったし。
それらはもちろんよかったのだけれど、帰りに亀岡経由で帰ろうと思って国道を走っていたら、福住というところで伝建地区の看板を発見し、よってみた。
なかなかいい感じのところで、市営住宅は「かっこいい」建物だったし、へえ〜って感じだった。
なにより、住吉神社というところに重森三玲の庭園があったことにびっくり。
全然知らなかった。
人がいなくて、公開はされてないようだけれど、塀越しに庭をみることはできた。
永遠のモダン、といわれるだけに素敵な庭だった。
御本殿も立派で、鐘楼があったり、神仏習合時代の名残もみれて興味深かった。
予期してなかった発見で、小旅行の醍醐味を感じることができました。
春のよき日に−春日社和舞・東遊奉納拝観
今日は春日大社へ。
社では例年4月29日に和舞と東遊がご本社と若宮社に奉納される。
この日に行われるのは、かつて昭和天皇が社を訪れた際にご覧になられたことに由来するらしい。
まず、感謝共生の館で国宝殿学芸員の秋田さんによる舞楽等で用いられる装束に関する講演を聞いた後、ご本社そばにある直会殿に移動。そこで舞を鑑賞。
天気もすごく良くて、春日の藤も満開で絶好の日和でした。
ご本社前で約1時間の奉納。
舞楽ですが、ゆったりとした落ち着いた舞。
個人的には、和舞の最後に歌われる槲酒歌がとても興味深く、「けふもまた みつのかしはのさかづきを 手にこそならせ あまのやひらで」と歌われているように、かしわの葉をサカヅキに用いるという場面がありました。当時、そうだったのかと思わせる場面で、参考になりました。
朱塗りの殿舎に、藤の紫、舞を舞う方々の装束からのぞく朱色も映えて、素晴らしかったです。
昨日は映画を−ペンタゴン・ペーパーズ
昨晩はペンタゴン・ペーパーズを見ました。
昨今何かと話題の新聞社の報道の自由についての問題にもふれた映画。
この映画の主人公はワシントン・ポストに関わる人達だけど、以前、ニューヨーク・タイムスとペンタゴン・ペーパーズとの関わりを描いたハリソン・ソールズベリーの『メディアの戦場』を読んだことがあって、関心も合ったし。
メリル・ストリープ、よかったと思います。
ただ、『メディアの戦場』を読んだ時に、彼女が政府と戦うことになって、経営的に苦しくなったら、会社の1階を売って、輪転機を2階にあげて新聞を作る、それでもだめなら2階を売って・・・」みたいなセリフがあったように記憶しているので、そこ描いてほしかったなあという気もする。ほんとにあったかどうか、もう一度本をさがして見てみようと思います。
最後も、ニクソンのあのことに繋がる終わり方で、こういうところで終わるんだって感じ。
とても楽しめました。さて、日本の新聞社の姿勢は、ってことも考えさせられます。
今週は整理
先週は職場が変わったこと。
仕事の内容がずいぶん変わったし、前の職場では主な仕事机の他に別の部屋にもう一つ机とか棚とかあったので本とか結構置くスペースがあった。今度の職場は部屋が狭く、そういうスペースが全く無いので、家に持ち帰らざるを得ない。
それで、仕事が変わったこともあるし、家にも置く場所がないのでもう使うこともないだろうなという本など思い切って整理することにした。ある意味区切りをつけるということでもある、というのは言い訳かな。まあ、それを同業の人が聞けば魂売ったと言われるかもしれないけれど。背に腹は代えられない。あげられるものは若い人にあげた。まあ、スッキリしたといえなくもない。
この先どう進むか。歩きながら考えていこうと思います。
ようやく5日
異動してようやく5日経った。
はじめてのことが多く、これまでの仕事とは全く異なるけど、体力的よりも神経が疲れる。
とある人と入れ替わったということは、上が何かを変えたかったということがと思うし、そこは期待されてるのであろうから、やらなくては、という思いと、そんなにすぐ変えられないよ、っていう思いが交錯している。
急に色々やろうとすると、今までいた人たちにとっては嬉しくないことのようにも思うし。
まあ、自然体で、できるところからぼちぼちやっていこうと思う、といっていては上の人の意図と異なるのかな・・・。異なるんだろうな。
難し。
まさか、ホンマに移るとは・・・
今日から新年度。といっても日曜日だから始動は明日。
これが、例年通り、というわけにはいかず、遅れに遅れた異動の発表で別部署に移ることになった。上司から前もって「覚悟しとけよ」みたいなことを言われていたので、あるんかな、とは思っていたけど、51:49くらい。ほんとになるとなかなか複雑な感じ。
それに出先から移るので、荷物をかなり引っ越さなければならず、片付けが大変。
とりあえず片付けたけど、区切りもつけないといけないこともあるし、その意味もあっていっぱい棄てないといけないものもある。
異動のことや仕事の内容を考えると気持ちの持って行き方がなかなか難しい。
そうはいってられない状況ではあるけれど。
お世話になってた方々にも伝えないといけない。
出勤方法が変わるので定期を買いに、さっき町へでたら、町はお花見客で大賑わい。
私は部屋の片付けなど。人生色々だなあ。
明日をどう迎え、これからどうしていくか。
自分の心境が興味深くもある。
まだ続いている社寺のことども
先週はお水取りのことを書いた。今もクルマのCDではお水取りの声明のCDを流していたり、興奮冷めやらずといったところ。
今週も社寺のこと。
昨日は私用で橿原市に行く用事があったのだけれど、着いたのが少し早かったので久しぶりに今井町をふらっと。
時間がちょっと遅くて閉まってるところが多かったので、外観だけみて、春日神社へ。
鎮座の由来を調べようと思っていたのだけれど、昨日遅くて、今日も一日外だったので調べられず。またの機会に。
その今日は春日さんの行事に参加して、笠置寺にも。
かなり以前に訪れたような記憶もあるのだけれど、間違いで初めてかも。行ってたとしても記憶が残っていないくらい前なんだろう。磨崖仏を拝見。解脱上人貞慶さんのお墓にも行った。こちらは本当に初めて。
春日大明神の信仰が厚かったという貞慶上人。権現絵巻にもその場面が出てくる。ここにお墓があることは地元の方もあまり知らないということ。もったいないとも思うけれど、静かにしておいて差し上げるのもいいのではないかとも思う。時間がなかったこともあってゆっくり見れなかったので、また行ってみようと思う。
そして、話は変わるけれど、奈良クラブ開幕から3連勝とのこと。ダッシュに成功といっていいだろう。このまま前期は行ってほしいなあ。波にも乗ってるだろうし。